偽バイアグラなど約10万錠押収 3人が薬事法違反容疑

2006年06月29日12時37分

性的不能治療薬「バイアグラ」などの模造薬を転売目的で所持していたとして、大阪、 岡山両府県警の合同捜査本部が韓国出身の男3人を薬事法違反 (模造医薬品の販売目的貯蔵)の疑いで逮捕し、模造薬計約10万錠が押収されていた ことがわかった。模造薬は中国から輸入し、暴力団員らに売り渡してインターネット などで全国に販売していたという。合同捜査本部は3人のうち2人を29日午後、 同法違反(無許可販売)容疑で再逮捕し、さらに販売ルートなどを調べる。


押収された偽のバイアグラ(左)などの模造薬=大阪府警で

逮捕されたのは、韓国出身で米国籍のキム・ローレンゾ・ゲン(46)、韓国籍の尹栄赫 (ユン・ヨンヒョ)(43)両容疑者=ともに大阪市浪速区、薬事法違反罪で起訴=と、 韓国籍の高明煥(コウ・ミョンファン)容疑者(44)=大阪市中央区。

調べでは、キム、尹両容疑者は今年3月、同居している自宅マンションにバイアグラなど の模造薬約1万4000錠を所持していたとされる。高容疑者は今年6月、自宅マンション に約2000錠を所持していた疑い。

再逮捕されるのはキム、尹両容疑者で、顧客2人に計約1万錠を販売した無許可販売の 疑いが持たれている。

両容疑者は正規品の販売価格の20分の1程度にあたる30錠約2000円で密輸入。 伝票類を調べたところ、山口組系や稲川会系の暴力団員らに2500〜4000円程度で 売り渡されていたことがわかったという。